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2005年 09月 19日
いってきたですよ、MotoGP日本グランプリ。
えーーーっと。 がっくりしすぎて、気力が回復できません。 レポを書くよりも、目の前でみたことを書いておこうかと。 ロッシとメランドリのクラッシュは目の前の90度コーナーでおきました。 危険行為だと抗議が出されたようですが、あれこそ純粋なレースアクシデントだったと思われ。 メランドリのインをロッシがつく状態になりましたが、ものすっごい狭いところを無理やり突破しようとしたわけでなく、ラインがクロスしてしまったゆえに接触してしまったように見えました。 二人と2台でグラベルになだれ込んだあと、ロッシはすぐに立ち上がり、「なんてこった!」と言わんばかりに両手をふりおろし、無念さを表現。そのあとすぐに、メランドリのほうへ駆け寄っていきました。メランドリは片足のひざをまげた状態でジタバタしていて立ち上がれない様子。ロッシはメランドリのそばでしばらくしゃがみこんでいました。あとでVTRを見たら、メランドリに手をかけ、なにやら話し掛けたりしていたようですが、あれは謝罪していたのですね。オフィシャルに促されて立ち上がったロッシは、本当にがっくりと肩を落としてうなだれた様子でコース外へ歩いていきました。メランドリはタンカに乗せられて救急車で搬送されていきました。 ちなみに、メランドリを乗せたタンカをオフィシャル3人でかついでグラベル上を移動していたのですが、頭のほうを一人でもっていて力尽きてしまったのか、コケてしまったのか、途中で頭がわのタンカを落としてしまい、頭が下、足が上、な状態でしばらくグラベルに突き刺さっておりました。あれはちょっとメランドリがかわいそうだったな・・・。一連の写真はココです。 どうやらメランドリのかかとにロッシ車のステップが突き刺さってしまったようで、次のセパンは出場が不確定のようですが、ものすごい大事にならなくてちょっと安心しました。そしてロッシもかなり申し訳ないと思っているようですね。 すでに松戸、ウカワのリタイアでがっくりきていたうえに、追い討ちをかけるようなクラッシュ。 そのあとテンションがっくり下がってしまって、気が付けば腕をくんで無言で見ていました、わたし。ウカワに前日「ものすごい楽しみにしているんで、がんばってくださいね!」と熱い思いをこめて握手したのがいけなかったのか。 中野がスクーターの後ろに乗っけられてピットへ戻る途中、ごめんなさいポーズをして90度コーナー前を通り過ぎていくのを見たり、セテがズサーっとコケる様子をモニターでみて、この人かわいそうすぎるわね・・・なんて哀れな気分になったり、いつのまにかバロスがスクーターの後ろに乗せられて走り去っていったり、まぁいろいろありましたよ。そういえば、レース終了後のパドックで、左足をがちがちに固められて松葉杖で歩いているホフマンを見かけました。あれ骨折しちゃったのかな・・・。 カピロッシとビアッジの攻防はなかなか面白かったですよ。予想通りにカピロッシが勝ちましたが。ビアッジ応援団がおなじ指定席にいたので、ビアッジが目の前でバーンナウトしていきました。玉田もその横にとまって手を振っていきました。あれはよかった。でも一番盛り上がったのは、MotoGP開始前と終了後のオフィシャルのみなさんの挨拶だったような気がしないでもないです。芸達者なみなさんでしたよー、あそこ。おつかれさまでした。 125はコヤマックスがいけるかどうか!?で赤旗中断になってしまい終了。ざんねん。めっちゃ小さいけどめっちゃいい人だねぇ、あの人。あぁぁこちらも不完全燃焼。 しかーし、ヒロシのポール・トゥ・ウィンには大興奮しました。ピット上から見ていたんですが、テレフォニカのスタッフも涙を流して大喜び。私も表彰台で君が代を聞くヒロシの表情におもわずじーんときてしまいました。あれは泣けたよ。おめでとう、おめでとう、素晴らしいレースだったー。 追記:忘れちゃってごめん。予選がものすごかったんだ。LT見ていた人も叫びまくりだったんじゃないかと思うのですが、最後のアタック、ひとりでガンガンタイムあげてっちゃって、あぁもうたまらんかったのよ!鳥肌たったよ!みんなスタンディングオベーションでしたよ(サイン会待ち行列の人々)! モトクロスのおなかに響く音が好きだけども、MotoGPの鼓膜がびりびり震えるほどの大音量も堪らなく好きだなーと改めて思った残暑の茂木。この嬉しいような消化不良のような、もんやりとした気分は来年まで持ち越しで。 追記:ロッシそっくりさんがいましたね。どう考えてもロッシが一人でブースだの売店だの現れるわけないだろうー。予選日のお昼に屋台の行列に並んでいたのですよ。そしたら真横にロッシがいてねぇ。おぉぉホンモノ!?なんて近くにいた数人が一瞬色めき立つわけですが、お財布をびろーんと広げたら日本人の名前の運転免許証が見えたわけですよ。日本語でぶつくさつぶやいているのが聞こえるわけですよ。んでみんなも偽者だと気がついて落ち着いたわけですが、たしかにだまされるほどそっくりさんでした。まぁ、となりに日本人の女のコつれていたしねぇ。去っていくとき、通路においてある灰皿(って言うのか、あれ)にぶつかって、慌てながらヨレヨレいってしまいました。偽者もおちゃめだ。 → 見つけた見つけた、この人だー そういえばトライアルの成田亮もいたなー、ピットウォークで普通に歩いていたなー。 かわいいねぇ。
by fulmine
| 2005-09-19 14:26
| 観戦レポート
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