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2005年 10月 03日
広島行ってないで冷蔵庫買え!ってな声が聞こえてきそうですが、行ってまいりました広島。
だってここのコースが好きなんだもの!! 東京はピーカンでしたが、広島空港についた時点ですでにぽつぽつ。 なんとか午前中は持ちこたえましたが、昼過ぎから土砂降りでした。 というわけで、初めてのマディ観戦となったわけです。どろんこ万歳! IA2Heat1 到着したらすでに走っていたのです、福留が前、溝口がうしろ、数え切れない位置に小島。 福留が勝つくらいなら溝口がんばれや!というわけで溝口を応援。だけど追いつけない…。 結果、福留・溝口・北居の順になりました。いやー、北居くんの表彰台が見られてうれしい(笑) しんどそうで、いっぱいいっぱい。調子あんまり良くないんだろうな、という感じでした。 それでも2位さ。さぁ混戦となってまいりました。 IA1Heat2 ナリタがいるー!とか、辻が坊主だ、メカも坊主!?とか言いながらスタート横で見ていました。 サイティングラップが終わったあと、30秒のボードが掲げられる前の、一瞬無音になる瞬間がたまらなく好き。そしてスタートとなったわけですが。1コーナーで多重クラッシュが発生。赤旗再スタートとなりました。クラッシュの瞬間、聞いたことがないような悲鳴があがってぞくっとしました。見ていた場所からその現場が見えなくて、ただただ不安なだけだったのですが。 赤旗でライダーが次々戻ってくるけど数台グリッドがあいている。もしかしたら辻がいない?そう、目の前を気を失って運ばれていくライダーが辻でした。ゴーグルをはずされた顔がよく見えてしまったのだけど、不安で心臓がぎゅっとなりました。ナリタが駆け足で救護室へむかっていく姿も不安を掻き立てました。後ろのほうでも、またひとり運ばれていくライダーが。スズキスタッフが大勢走って救護室へ向かう様子からしてただ事でなく。スタッフによって運ばれてきたフロントゼッケンのない黄色いバイクは、サイドゼッケンが#13。戸田だ・・・。そのあとまたすぐにタンカを持ったスタッフがコースへ向かって走り、まだ誰かいるのか!?と騒然としていたところに現れたのは、肩を担がれふらふらと歩く大河原。おそらく意識がはっきりしていないのでは・・・と思わせる顔つきでした。 グリッド上では、クラッシュに巻き込まれたマシンの応急修理が行われたり、ライダーがそれぞれ集中力を高めたりしていましたが、やっぱり雰囲気はしーんとしてしまったままでした。その後、辻と戸田は意識を回復したとの放送が入り、救急車で病院へ搬送されていったようで。どうやら骨折とかその程度で済んだようで、よかったとは言い切れないけどほっとした・・・。 レースは定刻より30分おくれで進行。再スタートには大河原が戻ってきました。 再スタート後のレースでホールショットを奪うし、Heat2では2位を獲得。 男気を感じた。鳥肌が立つほどカッコいい。 お昼休みにワークスパドックをうろうろして、Tシャツ着ている出原みたんですがね。ただ小さいだけじゃなくて(失礼)、すごい肩幅と胸板あるのね!モトクロスライダーって肩から腕にかけての筋肉が本当にステキだと思う。背中も。うっとり。 お昼休み明けは、マイティーウィ-ル・クラス! スタートは圧巻でした。あれだけ集まるとすごい! そしてご近所ブログのminimotoと戯れるの#179さんが速い速い! スタートでずばーっと出た1位の人(ゼッケン忘れた)には追いつけませんでしたが、見事2位! おめでとうございましたー。あの豪雨、たいへんだったんだろうな・・・。 表彰台でチーム名がコールされるときは、なかなかおもしろかったです(笑) ウェアもデカールもこってるよー。 IA2Heat2 レディースやIBOpenでも雨は強くなったり弱くなったりの繰り返し。この頃には完全にぐっちゃぐちゃのカンペキマディでコース上のわだちが川のようになっている箇所があったり・・・。走るライダーはすぐにどろんこで、正面からじゃ、誰が誰だか全然わからん。そんな中をトップ爆走するのは#44小島だ!ネイションズ帰り、勢いがあるー!なんて思いながら、(広島行ったことある人はわかると思うけど)ちょうどフィニッシュライン下くらいで、屋根付きっぽくなっている斜面に座り込んでスルメ食べながら見ていました(笑)。だって豪雨だったんだよ、このとき!しかも終盤に小島がコケて福留に追撃されてから、いったいどこの誰がトップなのか全然わからなくなってしまい(だってみんなどろんこなんだもん)、おまけに北居くんまでもいなくなり、すっかりやる気をなくしていたのですよ。わかって、この心境! IA1Heat2 いくらIA2をスルメ食べながら見ていても、ここばっかりは座ってられんよ!というわけで、コースサイドでがんがん応援。もちろん#14加賀です、加賀。増田がトップで逃げていて、このやろー、このままピンピンとらせてたまるか!ってうなりながらカガシン応援してました。そしたら増田がマシントラブルでいなくなってしまい。淡々と走っていたカガシンが優勝してしまいましたよ!あぁぁうれしかった。最後のほう、周回おくれの黄色いマシン数台と走っていたので、どれが誰だか全然わからず(だってみんなどろんこなんだもん)、ヘンなとこで応援したりしてましたが。まぁいいだろう!今季3勝目!今季カガシンのヒート優勝見たのは2回目! ちょっとボケてるけど・・・。 表彰台コメントは、なんとなーく遠慮がちっぽい感じでした。そんなに調子よくなかったのね。シャンパンファイトがおわって、キャップとか投げ入れて、お立ち台から撤収の場面で、カガシンが持っていたシャンパンの残りをメカのアッキーにびーびーかけていました。困ったような嬉しいような!?顔してアッキーは受け止めていたよ!ステキコンビ!! 2位は大河原、3位はハマーで、それぞれステキな気持ちよいコメントが聞けました。弘楽園はライダーのほかメカニックも上にあげてコメント聞いたり表彰したりするのが良いと思う。そして司会のおねーさんがけっこう好きです。 終了時刻は17時半!日没すれすれでした。いろんなことがあるんだよね、ナマだもの。 私たちはコース脇すれすれで見ていたので、泥が跳ね返りまくりで、きたない!! でも笑顔笑顔でした。不思議なもんだー。 初の本格マディ体験だったわけですが、これはこれでおもしろいと思った。 長靴があれば最高だったなー。どろんこになって大喜びだなんて、 ほんとアホな人間になってしまったものです・・・。でもいいんだ、これで!好きだから! ちなみに、飛行機がギリギリだったのでどろんこのままご搭乗。断られなくて良かった。 そしてそのままモノレールと地下鉄で我が家まで帰りました。世の中の目が冷たかったです。 汚くてゴメン。まぢゴメン。だからそんなに見ないで。 さて。IA1、IA2ともにチャンピオン争いが熾烈を極めて参りました。 これは菅生は燃えるよ、まちがいないね。もう観にいくしかないでしょう!
by fulmine
| 2005-10-03 21:43
| 観戦レポート
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